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ローレル

 

ハーブの特徴

古代ギリシャやローマでは”聖なるハーブ”として使われ、「勝利をたたえる冠」や「栄光のシンボル」として、今でも使われている植物です。

つやのある濃い緑色の楕円形の葉には強い香りがあり、春ごろに、小さな黄色い花を咲かせていきます。

果実には、胃健薬の効果がありますが、雄雌が異株なので結実しにくく、あまり実をつけることはありません。

利用法としては、シチューやスープなどに入れたり、お菓子の香りづけとしても使います。

虫除けとして、米びつなどの中に入れておくのも良いでしょう。葉を乾燥させた後、2~3日以内で使うのがもっとも風味のよい状態となります。

育て方のポイント

生長するまでにはかなりの年月がかかるので、若い葉の摘み取りは、出来るだけ控えるようにする方が良いでしょう。

日の当たる気温が高い水はけのよい、肥沃な土質の場所で乾燥気味に育てていくのが良いでしょう。春ごろに苗を植えつけていきます。

梅雨の時期は、水が溜まらないように水はけに注意してください。

植えつけてから2年くらいまでは、冬場でも霜が降りない場所に移し、気温が15℃以下になってしまう場合は、室内に入れるようにしてください。

生長をみながら、葉を収穫して乾燥させます。