ツルムラサキのページ

ツルムラサキ

つるむらさき

 

野菜の特徴

なめらかな照りのある肉厚な葉と茎には独特なぬめりと臭いがあり、夏から秋の終わりごろまで、力強く旺盛につるを伸ばしながら育っていく野菜です。

日よけや垣根など、野菜以外の観賞用としても育てられています。生育旺盛なので、特別な土作りをする必要もなく栽培が可能です。

栄養成分としては、カルシウムや鉄分、ビタミンAやビタミンCが多く含まれているので、胃潰瘍や肝臓病などに良いといわれるほか、乾燥させた葉には熱さましや整腸効果があります。

健康野菜として、納豆やとろろに入れたり、てんぷらなど工夫して食べるようにすると良いでしょう

育て方のポイント

種がかたく芽がわるいので、苗から育てていく方が早いかも知れません。

植えつける1週間くらい前に、化成肥料と堆肥を施しておきます。本葉が5枚くらい出てきた苗を50cm間隔で植えつけていきます。

生育が旺盛なので、支柱をしっかり立てて、丈が15cmくらいになったころ支柱に誘引していきます。つるが伸びてきたら垂れ下がってこないように、ところどころ結んでおくのが良いでしょう。

1ヶ月に1回ほど化成肥料などを追肥していきます。子づるのさきが15cmくらいに伸びてきたら、葉を3枚くらい残してやわらかいところを収穫します。

丈夫なので、病害虫の心配はほとんどありませんが、日の当たりや水はけの悪い場所で育てる場合、アブラムシなどに注意してください。