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ウンシュウミカン

温州みかん

 

果樹の特徴

”ウンシュウミカン”は日本が原産で、柑橘類の中でも育てやすい果樹です。

ほぼ無農薬でもなんとか栽培できますし、寒さにもある程度は耐えられますので、関東地方より北でも太平洋岸沿いなどで、最低気温が-4~-5℃までなら耐えられます。

早生と通常の品種がありますが、家庭で栽培するなら早生がオススメです。

普通種は、収穫となる時期がちょうど冬の時期になってしまい、その影響で翌年はあまり実つきが良くないという事になることがあります。

早生なら、寒くなる前の10~11月頃に収穫できますよ。

栽培のポイント

植えつけは、3月~4月頃に行ない、日の光が良く当たり、水はけがよい場所なら大丈夫です。

植えけつ時に、掘った穴半分くらいに化成肥料や鶏糞などを混ぜたものを入れ、残り半分は肥料の混ざっていない土を入れます。深植えにならないように植えつけたら、たっぷりと水を与えます。

仕立ては、主枝を3本として開心自然仕立てにするのが良いでしょう。

肥料は、3、6、10月と年間で3回与えるようにします。

2、3年目以降の剪定は、実が多くなった年は軽めの剪定とし、実がならなかった年は、強めの剪定を行ないます。人工授粉などは不要ですが、摘果は行なうようにします。

30葉で1果程度。早生で10~11月、通常のもので11~12月に収穫です。

ちなみに早生では、青い状態でも熟しているものがありますので、オレンジ色まで待たずとも収穫することができます。通常品種は、オレンジ色に変色してきたところで収穫です。