インゲンマメ (いんげん豆)のページ

インゲンマメ

いんげん豆

 

野菜の特徴

中国から隠元禅師が伝えられ名がつけられた野菜というが、本当のところは不明。

1年間に3回も収穫ができることから、三度豆とも呼ばれる。タネをまいてから約90日で収穫できるので、家庭菜園初心者でも簡単に育てることができます。

「つるあり」と「つるなし」の品種があるので、家庭のプランター菜園で育てる場合は、つるなしの方が育てやすいでしょう。

特別に目立つ栄養素はありませんが、βカロテンがたっぷりと入っているので、油などで調理すると効率よく取ることができます。

そのほか、胃を健康にする作用や利尿作用、糖尿病の予防にも効果があります。シャキシャキとした歯ごたえをいかすように短時間でゆでるのがポイント。

保存する場合は、ゆでた後しっかり冷えてから冷凍保存すると良いでしょう。

育て方のポイント

酸性に弱いので、種まきの1週間くらい前までに苦土石灰を施しておきます。

1箇所に3粒ほど種をまいて、土をかぶせ手のひらで軽く抑えるようにします。

発芽して、本葉が2、3枚になったところで、大きい苗を残し2株にします。

生育中は土が乾燥しないように気をつけて、土の表面が乾いたら水をたっぷり上げてください。

花が咲いてから、10日くらいで収穫することができます。

収穫時期が遅れてしまうと、かたくなってしまうのでやわらかいうちに収穫するようにしましょう。病害虫の心配はほとんどありませんが、アブラムシやハダニには注意してください。