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アカジソ

 

野菜の特徴

日本料理ではおなじみの”シソ”には”アオジソ”と”アカジソ”がありますが、”シソ”や”オオバ”と呼ばれるものは、緑色の葉を持つ”アオジソ”のことになります。

”アカジソ”には赤系の色素アントシアニンが含まれているので、梅漬けなどに入れると赤色に変わる性質があります。お正月の縁起物チョロギやショウガの色をつけるときにも使われます。

栄養価としても、”アオジソ”よりカロチンの含有量が少ないくらいで、その他の成分はほとんど変わりません。ビタミン類やカルシウム、カリウム、鉄分なども豊富に含まれているので、免疫力を高めたり、血液サラサラ効果などもあります。

梅漬けにしたアカジソを乾燥させてふりかけにしたり、煮詰めてジュースにすればたくさんの量を摂取することが出来ます。

育て方のポイント

日当たりのよい場所で育てるほうが葉の色が鮮やかになるので、植えつける前に出来るだけ日の当たる場所を選ぶようにしてください。

有機肥料を中心とした堆肥を土に施しよく耕しておきます。ポット鉢などに種を蒔いて、本葉が5枚くらい出てきた苗に育てていきます。

植えつける場所に、1箇所に2株ずつ植えつけていきます。

丈が20cmくらいまで伸びてきたら、化成肥料を追肥します。乾燥には弱いので、乾燥する場所で育てる場合はわらなどを敷いて土の乾燥を防ぐようにしてください。

丈が40cmくらいまで伸び、葉が10枚以上になってきたら、下の葉から順番に収穫していきます