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ゴールデンボタン

 

ハーブの特徴

葉を細かく刻み煮込んだものを、染料として利用されるのが有名であり、深く切れ込み縁にはギザギザのついた葉とボタンのような小さな黄色い花を夏のころに咲かせる植物です。

ボタンのような花は、「不死の花」ともいわれているくらい、花の色があせていくことがないので、ドライフラワーやポプリなどに良く使われています。

横に広がる性質を利用して、花壇などに植えつけても楽しめるでしょう。

また、草全体には鼻をつくような強い香りがあるので、衣類などを害虫から守る強力な防虫剤としても使われています。

以前は香りづけなどで食用としても使われていましたが、内服すると、害になることがありますので、使用は避けるようにしてください。

育て方のポイント

水はけのよい場所であれば、あまり日当たりのよくない場所でも育てることが出来ます。

土質は特に選ばなくても育ちますが、肥沃な土の方が太い茎で花もたくさんつくようになります。

逆に、やせ地では花をたくさん楽しむことができなくなってしまいます。

ただし、堆肥と追肥が多すぎてしまうと、葉ばかり茂りすぎてしまうので地ぎわから枝を切るなどして枝を減らすようにしてください。

庭で育てる場合は、特に水やりをしなくても大丈夫ですが、夏の間は、乾燥させないように水切れには気をつけてください。