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ハーブの特徴

食用や香料などに使うハーブとして古くから育てられ、ヨーロッパ各地の料理やフランス料理には欠かせないものです。

卵のような形をした葉を持ち、地面を這うようにして伸びた茎の先には、夏の初めごろから夏の間にかけて、白やうすいピンク色などのかわいらしい小さな花を咲かせていきます。

葉は、スープやシチューなどの煮込み料理に使います。新しい葉は香りがきついので、様子をみながら使うようにします。

また、お菓子やデザートの材料に混ぜて使うこともできます。

葉から浸出したお茶には、消化促進や強壮作用があるので、風邪や気管支炎などの症状を軽減する効果があります。

育て方のポイント

寒さや乾燥には強いハーブですが、高温多湿には弱いので、注意が必要です。植えつける前の土に、堆肥などを施しておきます。

日の当たる水はけの良い場所を選んで、春の初めごろに種を蒔いていきます。

発芽して、本葉が出てきたら間引きし、株の間が30cmくらいの間隔になるように間引いていきます。

梅雨の時期と夏頃には、とくに株が弱り気味になるので、枝をすかして風通しをよくすると良いでしょう。

肥料を与えすぎると夏の時期に枯れやすくなってしまいます。伸びてきた葉は、随時収穫することが出来ます。