チョウセンアザミのページ

チョウセンアザミ

 

野菜の特徴

「巨大なアザミ」という意味のアラビア語アルカルチョフからその名がつけられています。

その名通りアザミにそっくりな紫色のきれいな花を咲かせます。庭などにあいている場所があれば、観賞用として植えておけば花を楽しむこともできます。

がくの付け根の肉厚の部分とつぼみの付け根の花托を、そのままゆでたり、サラダやグラタンなどにして食べます。

育て方のポイント

草丈が150cm以上にもなる大型の多年草で、涼しい気候を好みますが、十分に夏越えすることができるので育てるのは比較的簡単です。

寒くなると地上に出ている部分が矮化して、翌年の春ごろまた芽を出します。

5年くらいはそのままで育てることができるので、堆肥に元肥をしっかりと施してから、間隔を十分にとって植えると良いでしょう。

急成長し始める春になったら、アブラムシがつきやすくなるので、株元に殺虫剤や薬剤などを散布しておくと害虫予防になります。

植えつけてから2年目の6月ごろがつぼみが大きくふくらんできた時が収穫時期になりますが、時期を逃してしまうと、質が悪くなってしまうので、初めは試し取りをして中を割って確認してみて、収穫の時期を覚えると良いでしょう。