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キサラギナ

 

野菜の特徴

つやのある濃い緑色をした葉を持つ”タアサイ”との名で知られている中国野菜で、2月頃に収穫されることから”キサラギナ”といわれます。

見ためと違い、やわらかくてくせがなく淡白な味わいなので、おひたしや鍋物、サラダやラーメンの具などいろいろな料理にも合う使い勝手のよい野菜です。

栄養価としては、日本に入ってきている中国野菜の中でビタミンAの含有量がもっとも多く、ビタビタミンCや鉄分なども多く含まれています。

育て方のポイント

種まきの1ヶ月くらい前に、石灰と堆肥を施して、よく耕しておきます。種を筋まきし、土をかぶせて上から軽く手で押さえるようにしてからたっぷりと水をあげます。

本葉が2枚くらい出てきたころ、隣の葉同士が触れ合わないように間引きしていきます。

本葉が4枚くらいになったら2回目の間引きを行ない、化成肥料を施します。

その後は生長に合わせて株の間が15~20cmくらいになるように間引いていきます。

間引きした葉も捨てないで使うようにしましょう。葉が30~50枚くらいになってきたら収穫することが出来ます。

あまり大きさなどにこだわらないで、適当な株からハサミで切って収穫していきましょう。

収穫を伸ばして花が咲いてから、菜花としても美味しく食べることが出来ます。

アオムシやアブラムシ、ウイルス病などにかからないように十分注意してください。