ハナミョウガのページ

ハナミョウガ

 

野菜の特徴

特徴のある香りとさっぱりとした風味を持ち、日本料理にはよく使われる野菜です。

普段、料理などに使われるものは、地下茎から出てきた花の蕾の部分で、花が咲いてしまったものは極端に質が悪くなってしまうので、頭を出した蕾をすぐに収穫して使う方が良いでしょう。

連作障害もあまりないので、一度植えつけてしまえばそのままで4~5年間くらいは収穫することが出来ます。

そうめんなどの麺類の薬味や吸い物、酢の物などに香辛野菜として入れれば、食欲増進や胃健作用などの働きがあります。

育て方のポイント

植えつける2週間くらい前に、石灰と堆肥を施して土をよく耕しておきます。

芽が3つくらいついた新芽を、40cmくらいの間隔で植えつけていきます。丈が30cmくらいまで生長してきたら、化成肥料などを追肥していきます。

強い日差しと乾燥には弱いので、あまり乾燥している場合は株元にワラを敷くか落ち葉などを集めて保護すると良いでしょう。

追肥してから、1ヶ月くらいたったころに、2回目の追肥を行ないます。

夏ごろに頭を出した花蕾がふっくらとしてきたら、花が咲いてしまわないうちに収穫します。

遮光して茎を軟白させるミョウガダケを収穫する場合は、草勢が弱くなってしまうので3年に1回くらいの収穫にしておいた方が良いでしょう。ただし、家庭菜園で収穫するのは少し大変です。