アセロラのページ

アセロラ

 

果樹の特徴

「ジュース」や「ジャム」などに利用される事が多い甘酸っぱい味のアセロラは、ビタミンCが豊富で、なんとレモンの20倍近くも含まれています。

高温多湿の環境が好きで、直射日光が良くあたり、25~30℃程度が生育適正環境です。

冬は5℃以下になると生長が止まってしまいます。

日本では、暖かい沖縄、九州の南部地方であれば、庭植えでも楽しめるかも知れませんが、それ以外の場所では、鉢植えにして冬場は、室内で育てるのがいいでしょう。

順調に育てることが出来れば年に数回実をつけてくれるので、長く収穫を楽しむことが出来ます。

栽培のポイント

鉢植えでの栽培方法についてですが、まずは、苗木を購入します。購入時には、お店の人に甘味系か酸味系かの確認くらいはしておいた方がよいでしょう。

植えつけは、3~4月頃で7号~10号位の鉢を準備して、底にはごろ土をひき、培養土か赤玉土2腐葉土1の割合で作った土を準備します。

苗を植えつけたら乾燥させないようにたっぷりと水を与えて直射日光の良くあたる場所で育てます。

剪定しないで放っておくと、まっすぐ伸びて実つきも悪くなりますので、鉢植え時に主枝を30cm位で切り返します。

乾燥には弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。特に夏の時期には注意しましょう。5・7・9月に、緩効性の玉肥を与えます。

開花したら自分の花粉で受粉しますが、あまり実つきが良くありませんので、開花後にジベレリン液を100ppmの濃度で散布してあげると、実つきが良くなります。

実つきの具合を見ながら1回/3~4日の頻度で。開花から一ヶ月ほどで実が熟します。

赤くなったら収穫ですが、収穫後は鮮度の落ちが早いので、すぐに食べるか、要冷蔵して下さい。

春にアブラムシが出たら、スミチオン乳剤で対策します。