ポポーのページ

ポポー

 

果樹の特徴

北アメリカ原産の果樹で、寒さには強いため、日本でも各地で栽培可能な果樹です。また、うれしい事に病害虫もあまり苦労することがないので、薬剤などを使わなくても育てる事ができます。

品種がはっきりとしていないものも多く1本では実つきが悪いため、2品種以上植えつけたほうが安心です。できる果実は香りが強く甘く美味しいです。

樹高は、ほっておくと大きくなりますので、大きくしないような剪定が必要になります。

栽培のポイント

植えつけ時期は、暖かい地方なら12月頃、寒い地方なら3月頃がよいでしょう。植えつけ場所には、予め腐葉土や油かすを混ぜておいて、実際に植える土は少し湿らせておきましょう。

苗木を深植えにならないように植えたら、十分に水を与えて株元にわらなどを引いておくと効果的です。仕立ては、樹勢が強くどんどん上へと伸びてしまうので、ある程度まで伸びたところで主幹として伸ばしていたものを、切り落としたほうがよいでしょう。

また剪定は、枝の先の切り返し剪定よりも、間引き剪定を中心に行なうようにしましょう。

4~5月に花が咲いたら人工授粉したほうが実つきは確実です。

9~10月に収穫となりますが、実が黄緑色に変ってやわらかくなったら頃合いです。

病害虫の心配は特にありません。