クルミ (胡桃)のページ

クルミ

胡桃

 

果樹の特徴

ナッツの樹木ですが、家庭での栽培にはあまり向いていないかも知れませんが、できない事もありません。生長すると高くなるために山の木の実として扱われることが多いですが、実には栄養素が豊富に含まれています。

主には、長野県で多く栽培されている”シナノグルミ”が主流です。

手間や家庭で育てるには、肥料などもさほど必要ありませんので、手間はかからない樹木です。

ただし、雌株と雄株で開花時期が異なりますので、雄花が先に咲く品種と、雌花が先に咲く品種の異品種を2~3種類ほど植えたいところです。

栽培のポイント

植えつけは、12月~2月頃に行ないます。根が深くはりますので土層が深い場所で、よく日の当る場所を選んで植えつけましょう。

寒さには強いほうですが、寒い時期に北風などがあまりあたらない場所のほうがいいです。

また、芽や花が出始める4月~5月頃に遅霜などがある地域では、その影響を受け易いので注意が必要です。放任すると大木になりますので、時期が来たら芯抜きをして、あまり大きくならないようにしましょう。

仕立ては、主枝を2~3本のばす、主幹仕立てにするようにしたほうがいいでしょう。

開花時期には虫による媒介で受粉してくれれば一番ですが、人工授粉できるようならしましょう。

9月~10月頃になると収穫です。外皮が割れてきたら収穫の目安です。

揺らして落とすか、棒などで叩いて落としましょう。中の実を取り出し、水洗い後に乾燥させます。