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グミ

茱萸

 

果樹の特徴

日本で自生しているグミの種類は10種類以上で、山野などにも多く自生しています。特徴として、病害虫につよく、とても丈夫な性質がありますので、栽培は難しくありません。

”ナツグミ”、”アキグミ”の落葉種と”ナワシログミ”、”マルバグミ”などの常緑種があります。食用として有名なのは、ダイオウ(ビックリ)グミと呼ばれるナツグミの一種で、果実がとても大きいのが特徴です。

赤色に熟した果実は観賞用としてもいいです。秋に収穫期を迎える品種の実は、酸味や渋味がちょっと強いので、生食にはおススメできません。

ジャムや果実酒がいいかと思います。

また、果実は傷みやすいので、収穫したらすぐに食べるようにしましょう。

栽培のポイント

植えつけは、冬の12月~2月に落葉種を3月頃に常緑種を。元肥などは必要ありません。

仕立ては特に気にしなくても大丈夫だと思いますが、主幹形でコンパクトにまとめるのほうがよいです。開花時期は、5~6月(落葉種)、10~11月(常緑種)と種類によって異なります。

基本的に人工授粉などを行う必要はありませんが、ダイオウ(ビックリ)グミの実は、花のつきがよくないので、ジべレリンを散布します。

または、人工授粉でもいいです。6月~10月頃で赤く色づき、柔らかくなってきたら収穫です。