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ビワ

枇杷

 

果樹の特徴

ビワの樹は大きくなるので、庭植えする場合には、剪定して樹高を低く抑えるか、樹の陰になっても大丈夫な場所などに植えるようにしましょう。

品種も沢山あり、果実の味がよい「茂木」や寒さに強い「田中」などがあります。

一本でもよく実をつけ無農薬でも育てられるので育てやすい樹木です。

但し、実や花が寒さに弱いので、寒さの厳しい地方では冷害になりますので注意が必要です。

マイナス5℃以下になるような地域だと庭植えの栽培は厳しいと思います。

栽培のポイント

植えつけには、苗木を使い、寒さの去った3月頃に行います。水はけの良い場所がよく、花や実が寒さに弱いことから、冬でも暖かいような場所を選ぶといいでしょう。

植えつけ後は、たっぷりと水やりをします。場合によっては、しっかりと根をつけるまでは、支柱を立てて支えてあげるといいでしょう。花は冬の11~12月頃に咲きます。

肥料は、庭植えであれば特に必要ありませんが、与えるとすれば、春と秋(3月と9月)に混合肥料を与えてあげましょう。

仕立ては、主枝を2本ほど1.5mくらいまでのばし、それらをその後誘引して横に伸ばすようにしてやります。11~12月には、枝先についた花房を半分程度に摘房をしてやり、更に蕾も半分ほどにしてやります。

こうすると、実が大きく育つようになります。

3~4月に、袋かけなどを行うと害虫被害を防ぐことができます。

何もしないでおいておくと小さい実しかつきません。収穫は黄色く色づき始めたら収穫です。