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パッションフルーツ

 

果樹の特徴

独特の香りを持つ熱帯果樹で、鑑賞用としてもよいです。実つき、花つきがよいのは、20~25℃くらいですが、品種によってもう少し高低温にも耐えられますので、環境としては、15~30℃くらいです。

日本では、沖縄などで栽培されています。

実の色が黄色と紫色のものがありますが、栽培されているのは、紫色のもので黄色のものより寒さに強い特徴があります。沖縄などの地方以外で育てるなら、ハウス栽培か鉢植えがよいでしょう。

栽培のポイント

植えつけ時期は、3~4月頃で7号鉢前後の鉢に赤玉土6、腐葉土、ピートモス2程の割合で用土を作り植えつけます。

仕立ては、つる性なのであんどん仕立てにします。水をたっぷりと与えて冬以外は暖かい場所で直射日光の光に当てて育てましょう。

春先と秋口は1日2回ほど、開花してから実がついている6~9月頃は、1日3回ほどたっぷりと水やりをして下さい。

冬は、鉢の土が乾いたら日中にやるようにします。

また、肥料も4、6、9月と年3回ほど玉肥を4個程度与えてください。生長力が強く、実をつけた茎にはその後は実がつきませんのでこまめに剪定してあげましょう。

開花時期には、人工授粉することも忘れずに。

収穫の目安は、実を軽く触って取れるくらいになれば大丈夫です。収穫後、更に数日おいておくと美味しく食べられます。