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パイナップル

 

果樹の特徴

ビタミンやミネラルを豊富に含んだ果樹で、肉料理などとも良く合います。

元々熱帯地方の果樹なので育てるには温度管理をしっかりする必要があり、高温多湿で直射日光がよく当る場所で栽培します。日本では、沖縄や九州地方の南部などで栽培されています。

病害虫には強く温度管理さえしっかりできれば日本でも、十分栽培可能な果樹です。

スーパーで売られている緑のとげとげした葉(冠芽・かんが)を挿し苗の要領で植えつける事ができますので挑戦してみてもいいかも知れませんね。

最近は、ミニパインという鑑賞用の小さなパイナップルもあります。

栽培のポイント

家庭で果樹として育てるなら、苗木から育てるより、冠芽と呼ばれる花芽から育てる方法でやってみるのがよいです。

スーパーなどでパイナップルを買ってきたら、果実の上にある緑の冠芽に少しだけ果実部を残して5、6日陰干しをします。乾いたら、赤玉土、腐葉土などで作った用土に植えつけ水を与えて下さい。

栽培適正温度は20~30℃で乾燥にも弱いので、水やりにも注意が必要です。春、夏、秋は晴れて気温が高い日には屋外で直射日光を当てて育てます。

ただし、1日のうちの温度差が10℃を超えないように注意します。冬は、乾燥しますので鉢全体をビニールで覆って湿度を保つなどの工夫も必要です。

5℃までなら生長は止まりますがなんとか耐えて越冬できます。

肥料は生長期の、5・7・9月に玉肥で3個ほど与えて下さい。

2~3年でうまいこと実が大きくなったら、支柱などで全体を支えてあげるようにするとよいでしょう。