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ウメ

 

果樹の特徴

言わずと知れた家庭果樹栽培の代名詞です。花も楽しめるだけでなく、結実した実も梅酒や梅干として楽しむことが出来ます。寒さにも強く、農薬などもあまり必要ありません。

但し、ほとんどの品種が自分で結実することは出来ないので、異品種と混植する必要があります。

花が美しい品種や実が大きいものなど品種は多数存在します。人気があるのは、南高、豊後など。

自分で結実することが出来るものとしては、甲州小梅という品種があります。

北海道から九州の全国各地で栽培されており、その地域ごとの気候にあったものを栽培するようにしましょう。開花時期に-3℃以下になるようだと、実つきが悪くなることがあります。

栽培のポイント

中には相性の悪い品種同士もあるので、相性のよい品種を混植するようにします。

苗木を買う時にお店の人に相談してみましょう。12月から2月頃に植付します。

日当たりのよい場所に植えるようにして、40~50cmの穴を掘り、有機肥料を混ぜて植えつけるようにします。

開花後、5~6月頃には、実がつきます。異品種を混植していても実つきが悪いようなら、人工授粉してみるといいでしょう。ウメは、普通は開心自然形仕立てにします。

冬の時期になったら、主幹に対して3本ほどの主枝を残してやるように剪定します。また、混み合っている枝はバランスよく間引くように剪定します。

病害虫では、ウメケムシが出たら、幼虫が小さいうちに出た枝ごと切って処分します。

葉裏につくアブラムシにはスミチオンを薄めたものを散布しましょう。