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オレンジ類

 

果樹の特徴

温州ミカンよりも耐寒性が弱いので、温暖な地方での栽培がオススメです。

”バレンシア”、”ネーブル”は2大オレンジと呼ばれており、バレンシアには種類はありませんが、ネーブルからは色々な交配種などが生まれており、たくさんの種類が存在しています。

このほかに、”福原オレンジ”というものもあります。収穫の時期もバレンシアは「夏」ネーブルは「冬」福原オレンジは「春先」となっていますので、収穫の時期によっても栽培する品種を決めても良いと思います。

栽培のポイント

植付けは、温州ミカンと同じで、3月から4月頃に行い、日光が良く当たる、水はけのよい場所に植えます。掘った穴の半分くらいに化成肥料や鶏糞などを混ぜたものを入れ、残りは肥料の混ざっていない土を入れて、深植えにならないように植えつけます。

植えつけ後は、たっぷりと水を与えます。仕立ては、やはり温州ミカンと同様に開心自然仕立てにするのがよいですが、垣根仕立てなどでも良いと思います。

肥料は、3月に有機質肥料を元肥として、10月に即効性の化成肥料を追肥として与えましょう。

2、3年目以降の剪定は、実が多くなった年は軽めの剪定とし、実がならなかった年は、強めの剪定をします。

7~8月ころに葉40~50枚に1つの実を残すように摘果します。色が変わって熟してきたら収穫です。雨の多い地方では、カイヨウ病に注意が必要です。

予防として風よけ、雨よけをつくります。

また、黒点病も注意が必要な病気で実や葉、枝に黒点が出てきたら、枯れ枝を取り除きます。