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ネギ

特有の臭いと辛味が持ち味で、体を温め疲労回復などに役立つので薬味や鍋物などにはかかせない野菜です。

臭いのもととなる「アリシン」が含まれているので、ビタミンＢ１の吸収をよくして新陳代謝を促進する働きがあります。

また、ビタミンＡやビタミンＣ、カルシウム、鉄分なども豊富に含まれている薬用野菜でもあります。利用法としては、かき揚の具や鍋物、薬味など色々な料理に使うことが出来ます。

酸性土壌に弱いので、植えつける２週間くらい前までに、石灰をまいて中和し土をよく耕しておきます。植えつける１週間くらい前に、堆肥や油かすなどを施し、種を蒔いて土をかぶせます。

発芽したら、葉が込み合わないように数回に分けて間引きしていきます。

種を蒔いてから１ヶ月後くらいに、化成肥料などを追肥し軽く耕しておきます。

１カ月ごとに追肥と中耕を繰り返します。苗が４０ｃｍくらいまで育ってきたら、株の間を１０ｃｍくらいの間隔で出来るだけ垂直に植えつけていきます。

株元がやや隠れるくらいに土をかけ、ワラや乾草などを入れて乾燥を防ぐようにします。

成長するようになったら、化成肥料などを肩のあたりに追肥して土と混ぜながら溝に落としていきます。その後は、１ヶ月ごとに同じように追肥と土寄せを繰り返して、最終的には４回行います。

軟白部分を傷つけないように気をつけて、土を掘りあげて手で抜き取ります。