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ニンニク

にんにく

 

野菜の特徴

強力なスタミナ源となることで、古くから香辛料や強壮剤として使われていた強い臭いのある野菜です。

臭いのもとである「アリシン」が多く含まれているので、ビタミンB1の吸収率を高めるほか、熱が加わったときには血液をサラサラにする効果もあります。

また、風邪予防や疲労回復、動脈硬化などにも効果があります。

利用法としては、肉類の臭いけしとして肉料理やパスタ、香辛料などに使います。

育て方のポイント

植えつける場所に、石灰や油かすなどまいて、土をよく耕しておきます。

植えつける前に、油かすや化成肥料を元肥として施し土とよく混ぜておきます。

株の間が15cmくらいの間隔になるように、とがった方を上に向けるようにして種を植えつけていきます。秋ごろと冬の前、春先に化成肥料などをばらまいて施し、軽く土と混ぜるようにします。

1株から2本の芽が出たところは、勢いのよい1本を残し株元を押さえてかきとります。

わき芽を残してしまうと、球の肥大に影響するので早いうちにかきとるようにしてください。

春ごろになって、蕾が葉よりも長く伸びてきたら早いうちに摘み取ります。葉や茎が3分の2くらい枯れてきたら、天気のよい日を選んで根から抜き取って収穫し、すぐに根を切り取ってそのまま3日くらい乾燥させます。

乾燥後は風通しのよい場所で保存すると良いでしょう。