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セントジョンズワート

 

ハーブの特徴

「バルサム」のような香りのする、黒い斑点の入った葉と、レモンのような香りのする5枚の花びらを持つ黄色い花を夏ごろたくさん咲かせていきます。

「タンニン」が含まれているので、乾燥させた葉や花をお茶にしたものには、緊張を和らげ、気分をリラックスさせる働きがあります。

花が咲き始めた頃の花穂をオリーブ油に浸して作られるハーブオイルは、打ち身やねん挫、切り傷などの外用薬として使われます。

ただし、つけた後、日光に当ててしまうと、光過敏症を引き起こしてしまう可能性があることがまれにあるので、使用する場合には、気をつけてください。

育て方のポイント

日の当たる水はけの良い場所に、肥料を控えめに施して育てるのが良いでしょう。

種まきは、春ごろに、株分けする場合は、秋の初めごろに行います。

高温多湿にはあまり強くないので、梅雨時期や夏場に蒸れさせないように間引くなどして風の通りをよくするようにしてください。

鉢植えで育てる場合は、地下茎が横に広がっていく性質があるので大きめの鉢に植えつけるのが良いでしょう。

夏から秋の初めごろに花が咲いた頃に、刈り取って収穫していきます。