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ハーブの特徴

昔はもっとも重要な薬用植物として扱われ、気管支炎や消化不良の薬に使われていました。

根に含まれているイヌリンという成分から砂糖菓子が作られたことから、たくさんの人気を集めました。

高さが2mくらいにもなる大型の植物で、幅が広く縁にはギザギザのある緑色の葉を持ち、夏の暑い時にデイジーのような形をした黄色い花を咲かせます。花が開ききったところで茎から切り取って、逆さにして吊るし乾燥させてドライフラワーとして使います。

根には強壮作用があるので、煎じ液は消化剤や強心剤として使われ、根からとれる精油には殺菌作用があるので皮膚薬として使われます。

育て方のポイント

室内での栽培や鉢植えでの栽培には向かないので、日の当たる水はけのよい、適度な湿り気のある肥沃土の場所で育てるのが良いでしょう。

春ごろに種をまいて、芽が出てきたら間隔をあけるように間引きするか、苗を1m間隔で植つけていきます。

大きくなるので、摘心しないと安定が悪くなってしまうので、支柱が必要になってくる場合があります。

夏が終わるころに刈り込むようにすると良いでしょう。

根が肥大していけば、年数に関わらず収穫することが出来ますが、植つけてから2~3年目に掘りおこすのが良いでしょう。