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カライモ

 

野菜の特徴

江戸時代の終わりごろに渡ってきた植物ですが、非常食として戦中戦後に育てられただけでほとんど普及することがなく、夏から秋ごろにかけて”キク”のような花を咲かる野生化したものが荒地などで見られる程度です。

同じような花を咲かせる”キクイモモドキ”と呼ばれるものがありますが、そちらは地下にイモができません。栄養価としては、血糖値を下げる働きを持つイヌリンが含まれるほか、食物繊維やビタミンB、ビタミンC、食物繊維なども多く含まれているので健康野菜野菜ともいえます。

アクがあるので、皮をむいて切ったものを酢水につけてアク抜きしてから炒め物や甘酢漬けなどにすると良いでしょう。生のままで天ぷらにすることも出来ます。

育て方のポイント

丈夫で病害虫の被害も少なく、無農薬栽培ができる野菜なので、植えつける前の土作りはしっかりとしておいた方が良いでしょう。植えつける前に土をやわらかくなるように深めによく耕しておきます

土に堆肥などを十分に施しておきます。春ごろに、種イモを株の間が80cmくらいの間隔になるように植えつけていきます。

植えつけたあとは、たっぷり水をあげてください。草丈が2m以上にも高く生長していくので、倒れないようにしっかりと周りを囲うようすると良いでしょう。

夏以降から急激に生長していくので、化成肥料などを追肥していきます。

イモの肥大する時期でもあるので、追肥は忘れないで行うようにしてください。秋の終わりごろに株元を掘って収穫します。