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野菜の特徴

「たわし」や「化粧水」として使うものと思ってしまいそうな植物なのですが、九州や沖縄、東南アジアなどでは食用の夏野菜として作られ食べられています。

夏場にはとても強くつるを伸ばして生育も旺盛なので、日よけに出来るくらいのしっかりとした棚を作ってつるを誘引すると良いでしょう。

開花後10日くらいの繊維質が発達してくる前のやわらかい若い実を、味噌汁や味噌炒めなどにして食べます。また、実だけでなく若い葉や花蕾も天ぷらや胡麻和えなどで食べることが出来ます。

夏バテ防止の効果がある実は、夏の重要な野菜としての役割があります。

育て方のポイント

食用として収穫する場合は、品質のよいものをたくさん収穫するために植えつける場所には良質の元肥を十分に施しておく必要があります。

植えつける1ヶ月くらい前までに、堆肥や油かすなどを十分に施して土を盛り上げておきます。

植えつける場所に、直まきしても大丈夫ですが、ポット鉢などで芽だしした苗を植えつける方が確実かもしれません。ポット鉢などに5粒くらいの種を蒔いて土をかけます。

発芽して本葉が出てきたら、元気なものを残すようにして間引きしていきます。間引きしながら、最終的に本葉が4枚くらい出てきた苗を1本育てていきます。

植えつける場所に、深上にならないように気をつけて苗を植えつけていきます。

つるが旺盛に伸びてくるので、しっかりとした棚やフェンスなどを立てて、つるを誘引していきます。つるが50cmくらいに伸びてきたころに、株のまわりに化成肥料などを施してください。

その後は、実が大きくなり始めてきた頃、20日に1回くらいの割合で追肥してください。

花が咲き終わって15日くらいたった若い実を収穫して食用にします。繊維をとる場合は、花が咲き終わって50日くらいたって実が茶色く変わってきた頃に収穫したものを使います。