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レモン

檸檬

 

果樹の特徴

強い香りと酸味が特徴のレモンは、柑橘類の中では一番寒さに弱いです。食用や果汁などが利用され、料理に大活躍で世界中で使われている果実です。

品種により耐寒性に差がありますので、出来るだけ耐寒性の強いものを選ぶようにしたほうがよいでしょう。

おススメなのは、「リスボン」や「マイヤーレモン」などです。また、レモンは四季咲き性なので、5~6月、7~8月、9~10月の合計3回ほど花を咲かせ、それぞれで結実しますので収穫時期も長く楽しむことができます。

栽培のポイント

植えつけ時期は3月で、暖かい日当たりの良い場所で育てるようにします。寒さには弱いので、冬に風当たりがひどいような場所は避けます。冬にも暖かい、日だまりのような場所がよいですね。

-3℃までなら耐えてくれます。仕立ては、開心自然形か主幹形仕立てにするのが良いでしょう。

剪定は、徒長して伸びている枝や混み合っている枝を間引いていきます。

肥料は、3・6・11月の上旬に与えるようにします。5月ごろより次々と開花してきますが、7~8月の冬果、9~10月の春果は、ビニールハウスなどでの栽培以外では花を楽しんだ後は、摘み取った方がいいでしょう。

5~6月の秋果も摘果し、葉25枚で1果実程度にします。

12月頃になると収穫できます。寒さが厳しくなる前に青い状態で収穫してもよく、大きくなっていれば青いうちからの収穫も大丈夫です。

寒さが厳しくない環境では、12月から翌年5月頃まで樹木に実をつけたまま楽しめます。