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スモモ

 

果樹の特徴

”ニホンスモモ”と”セイヨウスモモ”と大きく2種類に分かれます。ニホンスモモは、別名”プラム”と言われ、セイヨウスモモは別名”プルーン”と呼ばれます。

ニホンスモモは、ほとんど自分自身だけでは実をつけないので受粉樹が必要です。

セイヨウスモモは、1本でも実をつけるものがあります。

品種も沢山ありますので、相性の良いものを選んで植えるようにします。

また、スモモはウメの仲間で、アンズやウメの花粉を受粉しても、実をつけることができます。

暑さ、寒さに強く、全国各地で栽培できますが、収穫期の6~8月頃に雨が多いとその被害が出てしまいます。多湿には弱いので乾燥気味に栽培します。

栽培のポイント

植えつけは12月頃がよく、日当たりと水はけの良い場所に植えつけます。植え付け場所には、腐葉土や有機肥料を与えておき、苗木を植えた後はたっぷりと水やりをします。

仕立ては、主幹形や開心自然形にします。品種により受粉樹を植えるようにしますが、近くに”ウメ”や”アンズ”の樹があれば、それらの花粉でも受粉します。

3月頃に開花し6~8月には収穫です。実が多くつき過ぎると味が落ちますので、摘果するようにします。10cmで1果実程度に。

収穫後には、お礼肥えとして化成肥料を与えます。

病気ではフクロミ病や黒斑病に注意します。害虫はアブラムシなどに注意が必要です。

この他、実が鳥たちに食べられ易いので網や袋などで対策します。