イチジク (無花果)のページ

イチジク

無花果

 

果樹の特徴

最低気温が9℃前後は必要ですが、それと日当たりのよい場所が確保できれば栽培できます。薬剤なども不要で手軽に家庭で育てるのには、とても適している果樹です。

夏に結実する品種と秋に結実する品種、夏秋兼用の品種とあります。

乾燥には弱いので乾燥させないように注意しましょう。漢字の「無花果」は、小さな小花が咲いた後に実が結実して大きくなるために、花が咲かずに結実するように見えることからこの名前がついています。

栽培のポイント

12月から3月頃に植えつけますが、場所としては日当たりのよい場所で、風があまり当たらないところが最適です。

また、家庭で育てるには、夏に結実する品種は、収穫時期と梅雨時期が重なってしまうために秋に結実する品種か、夏秋兼用品種がいいです。

植付場所を深さ、幅ともに50cm程度掘り、掘り上げた土に腐葉土を混ぜて苗木を浅植えになるようにして戻します。植え付け場所にはたっぷりと水を与えてください。

その後の追肥は、化成肥料など市販のものを5月に少し与えるか、家庭の有機物生ごみを与えておけば大丈夫です。

収穫は夏果では7月頃、秋果では、9~10月頃になります。結実した実が熟して実の先端が割れてきたら収穫です。

病害虫では、カミキリムシ対策が必要です。みつけたらすぐ捕殺するようにします。