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野菜の特徴

肥大した根はカブのようですが、きれいな深紅色で輪切りにしてみると木の年輪のような模様があり、くせのある香りと強い甘み、独特の食感がある野菜です。

ロシア料理のボルシチではよく知られている野菜で、日本には明治の頃に渡ってきましたが当時はほとんど普及せず、最近になってサラダやシチューなどに使われることが増えてきました。

糖質が主な栄養成分になっているので、強い甘みがあります。茹でたものをサラダにしたり、シチューや漬け物にして食べても良いでしょう。

育て方のポイント

酸性土壌に弱いので、植えつける2週間くらい前までに、石灰をまいて中和し土をよく耕しておきます。植えつける1週間くらい前に、堆肥や油かすなどを施して土をよく耕しておきます。

吸水しにくい種なので、種を蒔く前に水に浸しておきます。植えつける場所に、3cmくらいの間隔になるように種を蒔いて土をかぶせ土を軽く押さえ水をあげます。

乾燥させないように、敷きわらなどを上からかけておきます。発芽した種からは数本の芽が出てくるので1本に間引きします。

込み合っているところを間引くようにして、2回目の間引きと化成肥料などを追肥します。

草丈が10cmくらいになるまでに、3回目の間引きを行い、株の間が10cmくらいの間隔になるようにして追肥も行ってください。

根の直径が6cmくらいまで大きくなってきたら、収穫することができます。