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ニラ

 

野菜の特徴

年間通して育てることが出来ますが、葉肉がやわらかく品質のよいものが出来るのは冬から春にかけてです。

耐寒性がとても強く、丈夫で育てやすく、一度刈り取ってもすぐに新しい葉が出てくるので重宝野菜でもあります。

ニラ特有の香りには、風邪を予防する効果があるだけでなく、ビタミンAやビタミンB群、ビタミンC、カルシウムなどが豊富に含まれているので、消化促進や冷え性、生理不順などにも効果があります。餃子の具や卵とじ、炒め物などスタミナ料理として食べると良いでしょう。

育て方のポイント

酸性土壌に弱いので、植えつける2週間前までに、場所に石灰をまいて中和させ土をよく耕しておきます。植えつける1週間前に、堆肥や油かすなどを施し土をよく混ぜておきます。

種から育てることも出来ますが、植えつけてから1年は株を肥培させるために収穫を控えた方が良いので、あらかじめ苗を入手して育てていく方が早いでしょう。

植えつける場所に、株の間を10cmくらいの間隔になるように、1ヶ所2本くらいまとめて植えつけていきます。1ヶ月に3回くらいの割合で、化成肥料などを追肥していきます。

追肥した後は土を軽く耕しておくと良いでしょう。草丈が20cmくらいまで伸びてきたら収穫することが出来るので、株元から5cmくらいを残して刈り取って収穫します。

収穫後は、化成肥料などを少量ばらまいておきます。新しい芽が伸びてきたら、再度収穫することが出来ます。

そのままで、3年間くらいは収穫することが出来ますが、株が弱ってくるので根を切らないように掘りあげて株分けしていくと良いでしょう。