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タマレタス

 

野菜の特徴

サラダの主役としてよく知られている、パリッとした歯ざわりが特徴の葉が丸く結球していく野菜です。寒さに強いので、マイナス気温になっても枯れることはありませんが、結球する時期に凍害を受けやすく、暑さには弱いので気温が高いとうまく結球しなかったり、腐ってしまうこともあるので、家庭菜園で育てる場合は、結球しないタイプのレタスの方が作りやすいでしょう。

成分の大半を水分が占めていますが、ビタミンAやビタミンE、食物繊維など体に必要な栄養素はほとんど含まれているので、栄養成分の損失を押さえるためにも生で食べる方が良いでしょう。筋肉疲労やストレス解消、貧血などにも効果があります。

育て方のポイント

酸性土壌には弱い野菜なので、植えつける2週間くらい前までに、石灰をまいてよく耕し土を中和させておきます。植えつける1週間くらい前にも堆肥や油かすなどを施し土を耕しておきます。

植えつける場所に直接種を蒔いてもよいですが、種をアリに運ばれてしまうことが多いので失敗をさけるために、育苗箱などに種を蒔いて苗に育ててから植えつける方が良いかも知れません。

本葉が5枚くらいの苗に育てたものを、株の間が30cmくらいの間隔になるように植えつけていきます。植えつけてから2週間くらいした頃、化成肥料などを株の間に追肥していきます。

中の葉が巻きはじめてきたら、更に追肥を行います。この時期には、日光や肥料が少ないとうまく結球しないので気をつけてください。

結球が固くしまってきたら収穫することが出来るので、順に株元から切り取って収穫していきます。

霜が降りる前に収穫できない場合は、ビニールなどをかけて保温するようにします。